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酒造好適米「さけ武蔵」現地検討会

酒造好適米「さけ武蔵」現地検討会

 当JA管内の熊谷市酒米栽培研究会は25日、酒米の圃場にて現地検討会を行いました。

 同会の生産者をはじめ埼玉県大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、全農埼玉県本部、JA担当者が参加しました。

 同会で生産する酒米は「さけ武蔵」という品種。平成16年に埼玉県で酒造好適米として開発され、現在は熊谷市を中心に栽培されています。

 醸造適性が高く、清酒にした時にふくよかでフルーティな香りと雑味の無いすっきりとした味が特徴で、同会の生産者3名が約7.2ヘクタール作付けしています。

 今回の現地検討会は第2期で収穫適期の診断が目的。当日は3カ所の圃場にて籾の黄化割合等から判断する収穫適期の見極め方を指導、確認しました。生育は概ね順調で10月の上旬頃に適期を迎える予想です。

 同会の熱田幸作会長は「生産者全員で圃場を巡回することにより生育上の問題点を共有できる。特に、今年の夏は高温が長期間継続したため、刈取適期の判断が難しいと思う。適期での収穫に努め、良品質の酒米を酒蔵へ届け、消費者に美味しく飲んでいただきたい」と話しました。