秋冬ねぎ目揃会
熊谷市妻沼地区の出荷組合である東部一元出荷センターは8日、妻沼東部野菜集出荷所にて秋冬ねぎの目揃会を開きました。
同地区の「めぬまねぎ」は白身の部分が長い根深ねぎであり、柔らかくて甘いのが特徴。
今回の目揃会は秋冬ねぎの出荷にあたり、市場から高い評価を得るため、全体の規格を統一することを目的として行いました。
当日は、生産者をはじめ、市場や大里農林振興センター、全農埼玉県本部、JA担当者が参加。全農埼玉県本部担当者より販売情勢について話があり、その後、大里農林振興センター担当者から今後の栽培管理について説明がありました。
目揃会では、生産者が用意した秋冬ねぎをサンプルに、参加者が意見を交換しながら、規格や量目について再確認し統一を図りました。
北部営農経済センターの狩野常明係長は「夏場の高温の影響により、本年産のねぎは大きな打撃を受けた。高単価で販売できるよう今回の目揃会で確認した規格を順守してもらいたい」と話しました。
同出荷組合の秋冬ねぎは来年1月のピーク時には、むきねぎ日量約200ケース(L・45本)、土ねぎ日量約1000袋(1袋1キロ)の出荷が予想され、来年3月下旬まで県内市場を中心に出荷される予定です。