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短根ごぼう圃場巡回

短根ごぼう圃場巡回

 当JAは5月11日(木)、北部営農経済センター管内の妻沼地区にて、短根ごぼうの圃場巡回を行いました。

 同地区の特産品である大和芋の生産農家が、夏季の農閑期に収入を得るため、2018年から栽培をはじめました。

 大和芋との輪作が可能で、効率的な圃場活用が可能となります。

 現在は3名が作付しており、作付面積は約30㌃。出荷規格が40㌢と普通のごぼうに比べ短いため、大和芋栽培の農機具で対応でき、短根ごぼう専用の掘り取り機等は不要です。

 安定した収入を確保するため、全量契約販売で全農青果ステーションを通し、県内の加工会社に販売しています。

 昨年産は664袋(1袋/10㌔)の出荷がありました。

 当日は、生産者、全農埼玉県本部、JA担当者等が各圃場にて短根ごぼうの発芽状況を確認しました。

 巡回した圃場は4月中旬頃に播種を行っており、生育具合は概ね順調でした。

 短根ごぼうの生産者は「播種後の乾燥を防ぐためには適切な潅水が重要。今後は病害虫にも気を付けながら管理を行っていく」と話しました。

 巡回をしたJA園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「初期成育段階の雑草防除の徹底等、製品率が上がるように今後も指導を行っていきたい」と話しました。

 6月には2回目の圃場巡回、7月上旬には試し掘りを含めた出荷検討会を行い、7月下旬から出荷される予定です。