妻沼在来茶豆を使った妻沼茶豆納豆
当JA農産物直売所ふれあいセンターで販売している「妻沼茶豆納豆」が人気を呼んでいます。粒が大きく、濃厚なコクと甘さが特徴で、固定客も多く話題になっています。
原料となる「妻沼在来茶豆」は熊谷市妻沼地区の農家が昔から自家用として栽培していた珍しい在来種。同地区の農業生産法人であるカミネファームが生産しています。
熊谷市で一般的に生産されている「里のほほえみ」よりも遅い7月下旬に播種し、収穫は11月末から12月上旬に行います。24年産は約1ヘクタール作付けました。
以前は、熊谷市の名物である「五家宝」のきな粉用として販売していましたが、さらなる「妻沼在来茶豆」の販売促進のため、20年10月から行田市の納豆製造所である、ひしや納豆に「妻沼茶豆納豆」の製造を依頼。現在は、年間で約2000パック生産しています。
カミネファームの代表理事である成塚伸夫さん(62)は「塩やわさびをつけておつまみとして食べるのがおすすめ。皆さんで好みの食べ方を見つけてもらいたい」と話しました。
直売所への納品作業等を担当するカミネファームの田部井公一さん(73)は「今後も貴重な在来種を使った『妻沼茶豆納豆』を広くPRしていきたい」と話しました。
「妻沼茶豆納豆」は年間通して直売所に出荷されており、2パック1セット(1パック50グラム)税込300円で販売しています。