二条大麦「ニューサチホゴールデン」実証圃場現地検討会
当JA管内の奈良地区にて19日、二条大麦「ニューサチホゴールデン」実証圃場の現地検討会が行われました。
主催の埼玉県をはじめ、管内のビール麦生産者や関係機関が参加しました。
ビール麦の品種である「ニューサチホゴールデン」は、実需者からの要望により、24年播きから現行品種の「彩の星」に代わり全面切り替えをする予定。「彩の星」に比べ収量が多く、ビールの香味安定が良いのが特徴です。
当JA管内における品種特性や栽培上の留意点を明らかにするため、管内のビール麦生産者に依頼し、23年11月から実証圃場を設置。実証圃場の隣には対照品種である「彩の星」の圃場があり、定期的に生育調査を行ってきました。
現地検討会では、埼玉県農業技術研究センターより品種特性についての説明があり、大里農林振興センターからは実証概要について話しがありました。
その後、実際に圃場を見学しながら参加者同士で意見交換を行いました。
JA営農部の山田好典部長は「今後は実証圃場の結果に基づき、管内の生産者へ講習会等を通じて情報を提供し、高品質なビール麦の生産に結び付けていきたい」と話しました。