久下小学校ホタル観賞会
熊谷市立久下小学校は6月16日(金)、同校の児童や地域住民を対象としたホタルの観賞会を行いました。
同小学校の近くを流れる元荒川には「ムサシトミヨ」という淡水魚が生息しています。
熊谷市が世界で唯一の生息地であるムサシトミヨはホタルと共通して綺麗な水が無いと生きていけません。
ホタルの綺麗な光を観察することで環境保全の大切さを伝えることを目的として、同校は21年前から鑑賞会を行ってきました。
ホタルを飼育するのは久下・太井地区の住民で構成されるホタル愛好会10名。飼育したヘイケボタルを同校にて展示しました。
鑑賞会には同校の児童170世帯が参加。暗闇に緑色に淡く光る蛍の光に、児童をはじめ保護者達も目を奪われていました。
JA佐久良支店の職員も地域連携活動として協力。参加者に飲料水等を提供しながらJA事業をPRしました。
同校の齋藤久美子校長は「ホタルとムサシトミヨはともに綺麗な水を好む。鑑賞会を通して自然を守る気持ちを持ち続けてほしい」と話しました。
佐久良支店の関口祐哉支店長は「ホタル観賞会は子供達が環境保全の大切さを学ぶことが出来る素晴らしいイベントだと思う。JAとして引き続きこのようなイベントに協力していきたい」と話しました。