ラグビーボール型カボチャ「ロロン」目揃会
西部営農経済センターの久保島出荷所にて7月21日(木)、ラグビーボール型カボチャ「ロロン」の目揃会が行われました。
生産者や市場、大里農林振興センター、商社、JA担当者等22名が参加しました。
熊谷市がラグビーの盛んな地域であることにちなみ、市内の青果市場からラグビーボール型カボチャの出荷について提案があり、2020年から市場出荷が行われています。
栽培している品種「ロロン」はラグビーボール型に生育し、肉質はきめ細かく、舌触りが滑らかで上品な甘みが特徴です。
今年の作付面積は75㌃で、17名の生産者が栽培に取り組みました。
当日は、JA担当者や市場、商社より出荷における注意事項について話しがあり、大里農林振興センターからは主にカボチャの日焼け対策について説明がありました。
目揃会では、出荷規格表に基づき、生産者が提供したサンプルを使用し規格や選別基準等について確認を行いました。
また、生育具合を調べるため、カボチャを切り、色や肉質、香り等の確認も行いました。
出荷荷姿についてはダンボールを使用し、量目は正味10㌔皆掛10.5㌔以上で1箱当たり4~9個で出荷します。
西部営農経済センターの堀口亮拓係長は「本年産より通常のカボチャとの差別化を図るため出荷用ダンボールに『ラグビーボール型かぼちゃ』と記載した。今後は形だけでなく食味にも力を入れて、熊谷市の特産品にしていきたい」と話しました。
ラグビーボール型カボチャは7月下旬から8月末まで市内の青果市場に出荷される予定です。