ビール大麦刈取適期診断
西部営農経済センター管内の玉井、三尻地区にて5月9日(月)、ビール大麦の刈取適期診断が行われました。
大里農林振興センター、農業共済、JA担当者等8名が参加し、生産者の圃場5か所を巡回しました。
当日は、ビール大麦の穂の角度や硬さ、色などから収穫に適した日程を診断し、圃場に刈取適期を記載した旗を立てていきました。
熊谷市で作付けしているビール大麦は「彩の星」で全量契約栽培。
埼玉県の奨励品種で麦芽品質が優れており病気に強いのが特徴です。
平成24年から同市で作付けがはじまり平成25年にはすべてのビール大麦が「彩の星」に切り替わりました。
令和4年産の作付面積は約146㌶になります。
本年産は、平年並みで推移しており、刈取適期は一番早くて5月16日となりました。
今回の結果を参考にJAくまがやでは第2カントリーエレベーターの荷受けを開始します。
西部営農経済センターの営農相談員である山岸雅臣職員は「今回の刈取適期診断を参考に、生産者に適期刈取を行ってもらい高品質なビール大麦を出荷していただければ。」と話しました。
今後は16日(月)に別府地区のビール麦、5月下旬には小麦の刈取適期診断を予定しています。