麦栽培講習会
当JA東部営農経済センターは17日、同センターで管内の麦生産者を対象とした栽培講習会を開きました。
生産者や大里農林振興センター、JA担当者が参加しました。
熊谷市は同一圃場で米麦を栽培する二毛作地帯であり、全国的にみても麦作が盛んな地域。「さとのそら」や「あやひかり」を中心に作付けしています。
この講習会は麦の品質向上と収量増加を目的として23年からはじまりました。
大里農林振興センターと連携を取り、管内4カ所の営農経済センターが、熊谷市内全域の麦生産者を対象に順次栽培講習会を開いていきます。
当日はJAのTAC(営農相談員)が栽培暦に基づき、麦の品質向上と収量増加に向け、適正な施肥や播種、追肥や麦踏等について説明しました。
その後、大里農林振興センター担当者から小麦多収に向けた今後の栽培管理について話がありました。
講習会に参加した麦の生産者は「近年気候が変わってきている中、それに合わせた栽培管理が必要だと学んだ。今後も良質な小麦を生産するため栽培講習会を開いてほしい」と話していました。
今回の栽培講習会で講師を務めた東部営農経済センターの石橋友輔さんは「熊谷市は全国有数の麦の産地。今回の栽培講習会を通して赤かび病の防除をはじめとする適切な栽培管理を行い、高品質な麦の生産に努めてもらいたい」と話しました。