当ＪＡ東部営農経済センターは１５日、管内の麦生産者を対象とした栽培講習会を同センター会議室にて開きました。

　熊谷市は同一圃場で米麦を栽培する二毛作地帯であり、全国的にみても麦作が盛んな地域。「さとのそら」や「あやひかり」を中心に作付けしています。

　この講習会は麦の品質向上と収量増加を目的として行われ、昨年に続き２回目の開催。管内４カ所の営農経済センターが熊谷市内全域の麦生産者を対象に栽培講習会を行います。

　当日はＪＡのＴＡＣ（営農相談員）が栽培暦に基づき、麦の品質向上と収量増加に向け、適正な施肥や播種、追肥や麦踏等について説明しました。

　その後、圃場に出向き、麦の生育状況や雑草の発生状況等を確認。ＴＡＣと生産者で意見交換を行いました。

　今回の栽培講習会で講師を務めた、東部営農経済センターの田中秀樹職員は「熊谷市は全国有数の麦の産地。今回の栽培講習会を通して適切な栽培管理を行い、高品質な麦の生産に努めてもらいたい」と話しました。