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青パパイア収穫はじまる

青パパイア収穫はじまる

 熊谷市にて9月上旬より青パパイアの収穫作業がはじまりました。

 同市の青パパイアは主に耕作放棄地の解消を目的として生産がはじまり、当JA農産物直売所を中心に出荷されています。

 青パパイアは黄色く熟れる前に収穫し、果物ではなく野菜として出荷されます。

 特有成分である「パパイン酵素」を含むことから酵素の王様と言われ、様々な健康効果が期待できることから人気の食材です。

 生食や炒め物で食べることが多く、味にクセがなくシャキシャキとした食感が楽しめます。また、肉と一緒に調理すると酵素の影響で肉が柔らかくなるのも特徴です。

 熊谷市大里地区で青パパイアを栽培する大久保浩成さん(52)は、9月1日から収穫作業をはじめました。

 約8年前から生産をはじめ、24年産は15アールの圃場に約150本の苗を植えました。500グラムを目安に収穫し、JAの直売所に出荷しています。収穫は霜が降りる前の11月中旬頃まで続く予定です。

 現在、熊谷青パパイヤ研究会に所属し、青パパイアの普及拡大に努めている大久保さんは「24年産は、強風の影響で花が落ち、実がなるか心配したが、現在は天候も安定しており、生育も順調。色々な食べ方ができる青パパイアを多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。