農福連携活動
当JA北部営農経済センター管内の妻沼中央集出荷所で、17日から農福連携の取り組みとしてキュウリの袋詰め作業がはじまりました。
熊谷市妻沼地区のキュウリ生産農家が、労働力の確保や労働時間の緩和を目的にJAに農福連携を提案。21年春から、地元の福祉施設の埼玉福興株式会社やJA全農さいたま、市場と連携し、キュウリの袋詰めをはじめました。
作業は出荷所内にある作業場で行います。農福連携用の規格にわけたキュウリを生産者が搬入し、埼玉福興等の企業から派遣された参加者がそれぞれ決められた役割に沿って作業します。
袋にキュウリを6本ずつ詰め、専用のダンボールに12袋入れていき、初日は20ケース出来上がりました。その後、市内と県内の市場に出荷しました。
出荷所を担当する北部営農経済センターの堀越雄介さんは「キュウリは出荷調製作業に多くの時間を要するが、農福連携を通じ作業を委託することで大幅に時間が短縮できる。労力削減の選択肢の一つとして活用してもらいたい」と話しました。
農福連携のキュウリの袋詰め作業は、7月中旬頃まで続く予定です。