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第19回鶴岡八幡宮神饌田抜穂祭・稲刈り体験

第19回鶴岡八幡宮神饌田抜穂祭・稲刈り体験

 熊谷市三ヶ尻にて5日、第19回鶴岡八幡宮神饌田抜穂祭・稲刈り体験が行われました。

 三ヶ尻地区は1183年(寿永二年)に征夷大将軍源頼朝公により鶴岡八幡宮の御神領と定められました。

 平成18年に永らく途絶えていたご縁を復活し、鶴岡八幡宮の御神前に約800年ぶりに三ヶ尻産の新米を献上しました。

 それ以来、鶴岡八幡宮の分祠として崇敬される三ヶ尻八幡神社が中心となり、地域関係者や三尻小学校、籠原小学校、熊谷西小学校の児童および本社鶴岡八幡宮子供会「鶴の子会」が参加し、田植えと稲刈りを行ってきました。

 当日は、6月22日に田植えを行った神饌田にて抜穂祭を斎行。かすり着物を着た刈女(かりめ)姿の児童6人が、地元農家のサポートを受けながらたわわに実った稲を丁寧に刈り、その後、参加者による稲刈り体験が行われました。

 三ヶ尻八幡神社の篠田宣久宮司は「現代の日本人はお米の大事さを忘れかけていると思う。今回の体験を通し、改めてお米の有難さ、そして大切さを感じてもらいたい」と話しました。

 刈り取った米は鶴岡八幡宮に献上され、11月23日の新嘗祭にて神前に供えられる予定です。