種子用水稲圃場審査
熊谷市江南地区の小原種子組合は18日、種子用水稲の圃場審査を行いました。
生産者、大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、当JA南部営農経済センター担当者が参加しました。
同組合の種子用水稲生産者は5人。品種は「キヌヒカリ」で合計2.8ヘクタール作付けしています。
今回の審査は2期目で、1期目は出穂期に合わせた8月下旬に行いました。
参加者は水稲圃場審査台帳に基づき18か所の圃場を巡回。雑草や雑穂、病害虫被害や倒伏等が無いか確認。大里農林振興センターの技術普及員が合否を判定しました。
圃場審査に合格しないと種子用の水稲としての出荷が認められないのですが、今回の審査では全圃場が合格しました。
審査に参加した南部営農経済センターの長原寛八係長は「全体的に生育は良好。収穫までの間、引き続き適切な管理を行い高品質な種子用水稲を生産してもらいたい」と話しました。
今回審査した圃場の水稲は、全量をJA小原種子センターで荷受けする予定です。
