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種子用小麦検査

種子用小麦検査

 当JAは24日、25日の2日間、南部営農経済センター敷地内の江南集出荷所にて種子用小麦の検査を行いました。

 生産者や大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、埼玉県農業共済組合およびJA担当者が参加しました。

 熊谷市の種子用小麦は江南地区の小原種子組合が生産しており、埼玉県から採取圃として指定を受けた圃場で生産されたものが対象となります。

 検査を行ったのは「あやひかり」の種子用小麦。本年産は種子組合の生産者11人が20・8ヘクタール作付けしました。

 検査は同営農経済センターが管理する小原種子センターで荷受けしたものを対象に行い、受検袋数は2日間合計で2080袋(1袋30キロ)になりました。

 当JAの農産物検査員の中の種子検査員5人が小麦の形状や色、整粒歩合等を確認。合格した小麦が種子用として使用されます。

 南部営農経済センターの小沼治樹所長は「種子用小麦の生産地として、良質な種子生産に向け、今後も適切な指導を行いたい」と話しました。

 今回検査した種子用小麦はJAの倉庫にて保管した後、全農埼玉県本部を通し播種期にあわせて県内の産地に順次出荷される予定です。