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種子用大豆圃場審査

種子用大豆圃場審査

 熊谷市江南地区の小原種子組合は28日、種子用大豆の第1期圃場審査を行いました。

 同組合7人の圃場37カ所が対象で、生産者、大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、埼玉県農業共済組合、当JA南部営農経済センター担当者が参加しました。

 同組合が栽培する種子用大豆の品種は「里のほほえみ」で合計5ヘクタール作付けしています。

 圃場審査は2期に分けて行い、今回は開花期に合わせた第1期目として審査を行いました。

 参加者は審査に差が出ないよう、最初の圃場で目合わせを行った後、2班に分かれて対象圃場を巡回。用意した大豆圃場審査台帳に基づき、雑草や病害虫被害、倒伏等がないか確認し、大里農林振興センター技術普及員が圃場を審査しました。

 圃場審査に合格しないと、種子用の大豆としての出荷が認められませんが、今回は審査した全圃場が合格となりました。

 審査終了後は南部営農経済センター会議室で、大里農林振興センター技術普及員より講評がありました。

 講評を行った大里農林振興センター農業支援部技術普及担当の丹野和幸主任は「今回は特に問題なく全ての圃場が合格となった。乾燥が目立つ圃場があったので、今後は畝間に水を入れて灌水するなどの対応してもらいたい」と話しました。

 南部営農経済センターの営農相談員、長原寛八係長は「すべての圃場が合格してよかった。今後も高品質な種子用大豆生産のため、JAとして適切な指導を行っていきたい」と話しました。

 第2期の圃場審査を収穫前の成熟期である11月中旬頃に予定しています。