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種子小麦圃場審査

種子小麦圃場審査

 当JAは4日、熊谷市江南地区の種子小麦の圃場で圃場審査を行いました。

 小原種子組合に所属する生産者の圃場155カ所を対象に審査を行い、生産者や大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、JA担当者が参加しました。

 同組合の種子小麦生産者は11人。種子小麦の品種は「あやひかり」で合計20.8ヘクタール作付けしています。

 当日は4班にわかれ、雑草や雑穂、病害虫被害や倒伏等がないか確認し、大里農林振興センターの担当者が圃場を審査しました。

 今回の審査は第2期目で、第1期は4月30日に行いました。

 圃場審査に合格しないと、種子用の小麦としての出荷が認められず、今回の審査では152カ所の圃場が合格しました。

 圃場の巡回後には、JA南部営農経済センター会議室で大里農林振興センター担当者より講評があり、今回の審査内容について説明がありました。

 南部営農経済センターの長原寛八係長は「本年産は降雨が多く品質の低下が懸念されるため、収穫までの間、引き続き排水対策など適切な管理を行ってもらいたい」と話していました。

 今後は6月中旬頃から収穫がはじまり、同JAの小原種子センターで全量を荷受けする予定です。