種子小麦圃場審査
当JAは3日、熊谷市江南地区の種子小麦の圃場にて圃場審査を行いました。
小原種子組合に所属する生産者の圃場158カ所が対象で、生産者や大里農林振興センター、埼玉県米麦改良協会、埼玉県農業共済組合、JA担当者が参加しました。
同組合の種子小麦生産者は11人。種子小麦の品種は「あやひかり」で合計20.8ヘクタール作付けしています。
当日は4班にわかれ、雑草や雑穂、病害虫被害や倒伏等がないか確認し、大里農林振興センターの担当者が圃場を審査しました。
今回の圃場審査は第2期目で、第1期は5月9日に行いました。
圃場審査に合格しないと、種子用の小麦としての出荷が認められないが、今回の審査では154カ所の圃場が合格となりました。
圃場の巡回後には、JA南部営農経済センター会議室にて大里農林振興センター担当者より講評があり、今回の審査内容について説明がありました。
南部営農経済センターの稲村茂係長は「本年産の種子小麦の品質は例年並みで良好。収穫までの間、引き続き排水対策など適切な管理を行ってもらいたい」と話しました。
今後は6月上旬頃から収穫が行われ、当JAの施設である小原種子センターにて全量を荷受けする予定です。