秋冬ブロッコリー目揃会
当JA南部営農経済センター管内の南部露地野菜共販組合は6日、江南野菜集出荷所にて秋冬ブロッコリーの目揃会を開きました。
同部会員や市場、大里農林振興センター、JA担当者等約30人が参加しました。
当日は、市場担当者より市場情勢について報告があり、全農埼玉県本部担当者からは販売対策に関する話がありました。その後、大里農林振興センター担当者より今後の栽培管理と病害虫対策について説明がありました。
目揃会では、生産者が持ってきたブロッコリーをサンプルにして、意見を出し合いながら、規格や出荷時の注意点等について確認を行いました。
同部会では秋冬ブロッコリーの土壌診断と施肥相談会を積極的に行っており、多くの生産者が化学肥料当地基準比5割削減、窒素施用量は全窒素施用量の2分の1以下、有機2分の1以上で栽培される、全農埼玉県本部のブランド野菜「菜色美人」として10月下旬から出荷を行っています。
1ケース4キロと8キロの荷姿があり、鮮度保持のため全量予冷を行っています。最盛期である12月頃には日量約200ケースの出荷を見込み、昨年産はシーズンを通して約80トンの出荷がありました。
南部営農経済センターの女ヶ沢孟士係長は「江南地区はブロッコリーの産地。しっかりと規格を揃え、市場から高評価を得るためにも厳しく出荷を行ってもらいたい」と話しました。
同部会の秋冬ブロッコリーは県内市場を中心に来年3月頃まで出荷される見込みです。