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秋冬ブロッコリー出荷続く

秋冬ブロッコリー出荷続く

 熊谷市江南地区の生産者部会、南部露地野菜共販組合で同地区の特産品である秋冬ブロッコリーの出荷が続いています。

 同組合の24年産秋冬ブロッコリーは10月上旬から県内市場を中心に出荷がはじまりました。

 昨年はシーズンを通して合計約68トンの実績がありました。

 同地区で秋冬ブロッコリーを40アール栽培する大久保正彦さん(50)は、10月下旬から収穫作業をはじめました。

 品種はアントシアンフリーで低温伸張性に優れる「こんにちは」を中心に栽培。播種前の7月に土壌診断結果に基づいた施肥面談を行い、全農埼玉県本部のブランド野菜である「菜色美人」として出荷しています。

 大久保さんは「24年4月より本格的に農業の研修を始めたばかりで、地元の農家からノウハウを学びながら栽培している。江南地区のブロッコリーは40年以上の歴史があると聞いている。今後も高品質なブロッコリーの出荷を目指して頑張りたい」と話しました。

 収穫したブロッコリーは選別作業と箱詰めを行った後、当JAくまがや江南集出荷所へ出荷します。

 JA南部営農経済センターの女ヶ沢孟士係長は「本年産の秋冬ブロッコリーは品質、収量ともに例年並み。今後も産地として良質なブロッコリーの生産に取り組んでほしい」と話しました。