神饌田 御田植え祭
当JA管内三ヶ尻地区の鶴岡八幡宮神饌田にて6月25日(日)、第18回「友好お田植え体験」が行われました。
同地区は1183年(寿永二年)に征夷大将軍源頼朝公により鶴岡八幡宮の御神領と定められました。
平成18年に永らく途絶えていたご縁を復活し、鶴岡八幡宮の御神前に約800年ぶりに三ヶ尻産の新米を献上しました。
それ以来、鶴岡八幡宮の分祠として崇敬される三ヶ尻八幡神社が中心となり、地域関係者や三尻小学校、籠原小学校、熊谷西小学校の児童および本社鶴岡八幡宮子供会「鶴の子会」が参加し、田植えと稲刈りを行ってきました。
当日は三ヶ尻八幡神社へ参詣した後、神饌田に移動し御田植祭を斎行。大勢の参加者を前に巫女たちが神楽を舞いました。その後、約400名の参加者による「友好お田植え体験」が行われました。
三ヶ尻八幡神社の篠田宣久宮司は「鎌倉の子どもたちを迎えて盛大にお田植え体験を執り行えてよかった。今回体験したことを忘れず、今後も農業に興味や関心を持ってもらいたい。」と話しました。
水田の所有者である重田文雄さん(75)は「現在は田植え機を使って苗を植える時代だが、手で植えることを通して農業の大変さや楽しさを感じてほしい」と話しました。