短根ゴボウ出荷はじまる
熊谷市妻沼小島地区で18日から短根ゴボウの出荷がはじまりました。
一大産地である青森県産の出荷開始前を狙い、8月末頃まで当JAを通じ全農青果ステーションに出荷します。
短根ゴボウは同地区の特産品である大和芋との輪作が可能で、出荷規格が40センチと普通のゴボウに比べ短いのが特徴です。
専用の掘り取り機は不要で、大和芋栽培の農機具で対応できるため、夏の農閑期の収入源として2018年から栽培がはじまりました。
25年産は2戸が作付けしており、面積は合計20アール。24年産は2230キロの出荷があり、本年産も同程度の出荷量を見込んでいます。
同地区で短根ゴボウを生産する野村ファームは初出荷で54袋(1袋4キロ)出荷しました。
野村ファームの高階千晴さん(30)は「短根ゴボウの栽培は今年で4年目。今作は品質、収量ともに概ね良好だ」と話しました。
JA北部営農経済センターの永倉恒輝係長は「短根ゴボウは収穫時期が短い。適期収穫を心がけ、高品質な状態での出荷に努めてもらいたい」と話しました。
