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短根ごぼう圃場巡回

短根ごぼう圃場巡回

 当JAは20日、熊谷市妻沼地区で、短根ごぼうの圃場巡回を行いました。大里農林振興センター、全農埼玉県本部、JA担当者が参加し、各圃場にて生産者と意見交換を行いながら生育状況を確認しました。

 同地区の特産品である大和芋の生産農家が、夏季の農閑期に収入を得るため、2018年から栽培をはじめました。大和芋との輪作ができることから、効率的な圃場活用が可能になります。

 現在は2人が20アール作付け。出荷規格が40センチ程度と普通のごぼうに比べ短いため、大和芋栽培の農機具で対応でき、ごぼう専用の掘り取り機等は不要です。

 昨年までは全量契約販売だったが、本年産より全農青果ステーションを通じた市場出荷に切り替わる予定。24年産は2230キロの出荷がありました。

 JA北部営農経済センターの永倉恒輝係長は「天候に恵まれ生育は概ね良好。収穫までの間、引き続き徹底した管理を行ってもらいたい」と話しました。

 今後、7月上旬には試し掘りを含めた出荷検討会を行い、7月下旬から8月中旬ころまで出荷される予定です。