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短根ごぼう圃場巡回

短根ごぼう圃場巡回

 当JAは19日、熊谷市妻沼地区にて、短根ごぼうの圃場巡回を行いました。

 同地区の特産品である大和芋の生産農家が、夏季の農閑期に収入を得るため、2018年から栽培をはじめました。大和芋との輪作が可能で、効率的に圃場を活用することができます。

 現在は2人が作付しており、作付面積は25アール。出荷規格が40センチ程度と普通のごぼうに比べ短いため、大和芋栽培の農機具で対応できるので、ごぼう専用の掘り取り機等は不要です。

 全量契約販売で全農青果ステーションを通し、県内の加工会社に販売しています。

 23年産は197袋(1袋10キロ)の出荷がありました。

 圃場巡回には、大里農林振興センター、全農埼玉県本部、JA担当者が参加。各圃場にて生産者と意見交換を行いながら生育状況を確認しました。

 巡回した圃場は4月中旬頃に播種を行っており、生育具合は概ね順調でした。

 JA園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「播種後の天候に恵まれ、病害虫の影響もなく生育は概ね良好。収穫までの間、引き続き徹底した管理を行ってもらいたい」と話しました。

 今後、7月上旬には試し掘りを含めた出荷検討会を行い、7月下旬から8月中旬ころまで出荷される予定です。