直売所生産者への聞き取り調査
当JAのTAC(営農相談員)は、2月14日と3月21日に農産物直売所に出荷する生産者への聞き取り調査を行いました。今後生産してみたい農産物などを調査することで、直売所の活性化と管内の生産振興につなげる考えです。
JAの営農相談員である西部営農経済センターの田沼駿祐さんと東部営農経済センターの石橋友輔さんが今回の調査を企画。農産物直売所ふれあいセンター箱田店で、開店前に合計30人の生産者から話を聞きました。
生産を希望する新規作物の聞き取りの他に、市場出荷に興味があるかどうかの調査や、同市で力を入れているラグビーボール型カボチャ「ロロン」の栽培推進も行いました。
今回の調査から直売所に出荷する生産者の大多数が、直売所での販売に焦点を当てた多品目栽培を行っていることが分かりました。また、多くの若手の生産者が、市場への出荷について検討していることも分かりました。
田沼さんは「自分が担当する地域は米麦の生産が盛んで青果物の生産者が米麦に比べ少ない。今回の調査を通じて直売所の売り上げ増加につながる新規作物の選定を行い、将来的に市場出荷にも繋がればうれしい」と話しました。
調査結果は、直売所の店長をはじめとする各関係部署と情報を共有していく予定です。