田んぼでタグラグビー
一般社団法人熊谷市ラグビーフットボール協会は16日、熊谷市妻沼地区の圃場で「第1回田んぼでタグラグビー」を開きました。青少年の健全な育成と、ラグビーと農業の振興が目的。熊谷市内の小学校に在籍する生徒や保護者、関係者等約100人が参加しました。
熊谷市がラグビーの盛んな地域であることにちなんで、同協会が中心となり今回のイベントを企画。会場となった圃場は、同協会の森新一会長が提供しました。
試合は1試合5分の特別ルールで行い、全6チームの選手たちが泥を跳ね上げながら田んぼを駆け巡りました。途中からは保護者や関係者も飛び入り参加し、イベントは大いに盛り上がりました。
参加した瀧澤充希さん(9)は「初めて田んぼに入った。泥の中に飛び込んだりして楽しかった」と話しました。
タグラグビー終了後は、当JAが参加者にスマート農業を紹介するため、GPSを使った農業用ドローンの自動運転や、トラクターでの代掻きの自動運転を実演しました。
当JAの吉田組合長は「今回のイベントを通じて、ラグビーの普及拡大と、農業に対する理解を深めてもらいたい」と話しました。
同圃場には、今後「キヌヒカリ」を植える予定。「田んぼでタグラグビー」は来年以降も規模を拡大しながら続けていくそうです。