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熊谷市農業経営者協議会奈良支部 脱穀調査

熊谷市農業経営者協議会奈良支部 脱穀調査

 熊谷市農業経営者協議会奈良支部は10月26日(水)、大里農林振興センター敷地内にて脱穀調査を行いました。

 生産者、大里農林振興センター、JA担当者等10名が参加しました。

 同会が10月3日に生産者6名の圃場にて1坪(約3.3平方メートル)の稲を刈り取る坪刈調査を行い、ハウス内にて自然乾燥させた約28㌔の稲束が対象で、品種はキヌヒカリ、彩のかがやき、彩のきずなの3品種です。

 調査では、脱穀、籾摺り、調製作業等を行い、粗籾重、精籾量、粗玄米重、精玄米重を計測し、10㌃あたりの収量を算出しました。

 また、玄米の水分や食味値も計測し、JAの営農相談員が品質の確認も行いました。

 10㌃あたりの収量は一番良い生産者で493.5㌔。国が決定する熊谷市の基準反収である463㌔を超える結果となりました。

 同支部の小林眞支部長は「気温の乱高下が激しく多少品質にばらつきがみられたが、収量は良い結果となった。食味に関しても平均で70以上になった。今後も毎年調査を行い収量および品質向上に努めていきたい」と話しました。