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無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除

無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除

 当JAは7月中旬より、管内の水稲作付圃場を対象とした無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除を行っています。

 無人ヘリを使った水稲病害虫防除は今年で18年目。広域に同時に農薬を散布することにより、効率的かつ均一な防除効果が期待できます。

 8月8日は、東部営農経済センター管内の中条地区の圃場を中心に防除を行いました。

 スムーズに作業が出来るように回覧を使った周知や、散布予定圃場の近隣住宅へのアナウンスも行いました。

 当日は、早朝より同営農経済センターに生産者や農業共済、JA職員らが集合。JA担当職員から注意事項や散布農薬についての説明があり、その後10班に分かれ圃場に出発。約200ヘクタールに農薬を散布しました。 

 農薬は、いもち病、紋枯病、カメムシ類、ウンカ類等に効果がある「アミスタートレボンSE」を8倍に希釈し使用しました。

 東部営農経済センターの志村洋平係長は「熊谷産米の品質向上のために無人ヘリコプターを使った広域防除は重要だと思う。農業の高齢化が進む中、空中散布による作業の効率化を図れれば」と話しました。

 当JA管内では8月下旬までの間、水稲作付圃場約1,600ヘクタールの散布を予定しています。