無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除
当JA管内で無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除が行われています。
熊谷市は同一圃場で米・麦を栽培する二毛作地帯であり、麦の収穫後に田植えを行います。
無人ヘリを使った水稲病害虫防除は、広域に同時に農薬を散布することにより、効率的で均一な防除効果が期待できます。
毎年7月から行い今年で17年目になります。
8月1日(月)は、成宮、佐久良支店管内の圃場を対象に防除を行いました。
早朝より関係機関の協力のもと、生産者や農業共済、JA職員が10班に分かれ散布圃場の確認や農薬の供給補助に携わり、約200㌶に散布しました。
農薬は、いもち病、紋枯病、カメムシ類、ウンカ類等に効果がある「アミスタートレボンSE」の8倍液を使用しました。
東部営農経済センターの営農相談員である田中秀樹職員は「今年はカメムシ類の被害が懸念されており、広域防除の重要性を感じている」と話しました。
同JA管内では8月下旬までの間、水稲作付圃場約1,565㌶の散布を予定しています。