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無人ヘリを使った麦類赤かび病防除

無人ヘリを使った麦類赤かび病防除

 当JA管内で4月上旬より令和5年度麦類赤かび病防除がはじまりました。

 熊谷市は同一圃場で米麦を栽培する二毛作地帯であり、全国的にみても麦作が盛んな地域。無人ヘリを使った防除は、労力の軽減、作業効率の向上を目的に行われ今年で18年目になります。

 当JAは令和5年度より新たに全農が提供する営農管理システムの「Z‐GIS」を導入。地図と圃場情報を結び付けてデータの登録ができるため、スマートフォン等で簡単に散布場所の詳細を確認することができます。また、クラウドを活用して情報を複数名で共有できるため、効率的に作業を進めることができます。

 ビール大麦の赤かび病防除に参加した東部営農経済センターの志村洋平係長は「今回初めてZ‐GISを使用した。あらかじめ入力しておいた情報が地図をタップすると表示されるため効率的に作業ができた」と話しました。

 5月中旬までの間、管内の大麦及び小麦の作付圃場約1,654㌶にて無人ヘリを使った赤かび病防除を予定しています。