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江南産ブルーベリーの出荷はじまる

江南産ブルーベリーの出荷はじまる

 熊谷市江南地区で、6月上旬より特産品のブルーベリーの出荷が始まりました。

 同地区ではかつて養蚕が盛んに行われており、昭和60年代に桑畑だった場所にブルーベリーが植えられて以来、同地区の特産品として栽培されるようになりました。

 1987年に江南ブルーベリー生産出荷組合が設立され、現在の組合員は22人。品種はハイブッシュ系の「スパルタン」「ダロウ」「チャンドラー」やラビットアイ系の「ティフブルー」などを栽培しています。23年は組合合計で3672キロの出荷がありました。

 2007年には埼玉県特別栽培作物の認証を取得し、農薬や化学肥料の厳格な基準を守り、安全・安心なブルーベリーの生産に取り組んでいます。

 主な出荷先はJAくまがやの農産物直売所で、1パック300グラムと800グラムで販売しています。

 また、全農青果ステーションを通じて学校給食会への販売も行っています。

 江南ブルーベリー生産出荷組合の組合長を務める馬場仁さん(71)は「24年産のブルーベリーは天候に恵まれ、色付きが良く実もしっかりしていて品質は良好。江南地区の初夏を代表する果物のブルーベリーを多くの方に食べてもらいたい」と話しました。

 江南産ブルーベリーは8月中旬ごろ最盛期を迎え、農産物直売所ふれあいセンター江南店を中心に9月上旬まで出荷される予定です。