栗剪定講習会
熊谷市江南地区の江南栗生産出荷組合は22日、栗の剪定講習会を開きました。
同組合員や大里農林振興センター、当JA担当者が参加しました。
江南地区は栗の生産が盛んで、生産者40人が8.4ヘクタール栽培しています。
丹波、筑波等の品種からなる早出しの赤栗や、皮の剝きやすさが特徴のポロタン、9月中旬から出荷がはじまる利平を生産しており、24年産の出荷量の合計は5.2トンでした。
講習会では埼玉県農業技術研究センターの担当者が講師となり、同組合員の圃場にて将来の木の形を見越しながら剪定の実演を行いました。
参加した生産者は「実際に講師の作業を見て、切るべき枝と残すべき枝の選別の仕方がよくわかった。今後の作業に活かしていきたい」と話していました。
JA南部営農経済センターの稲村茂係長は「今回学んだ剪定方法を実践し、高品質な江南産の栗を生産してもらいたい」と話しました。