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栗出荷最盛期

栗出荷最盛期

 当JA南部営農経済センター管内の江南地区で栗の出荷が最盛期を迎えます。9月13日からは利平栗の出荷もはじまり、生産者は選別や袋詰めの出荷作業に追われています。

 江南地区は栗の生産が盛んで、江南栗生産出荷組合の生産者42名が約8.4ヘクタールを栽培。丹波、筑波等の品種からなる早出しの赤栗や、皮の剝きやすさが特徴のポロタン。9月中旬から出荷がはじまる利平を生産しています。昨年の出荷量の合計は約7.7トンでした。

 また、埼玉県特別栽培農産物の認証を受けており、節減対象農薬および化学肥料(窒素成分)を慣行の5割以下に減らして栽培を行っています。

 出荷作業は月・水・金曜日の週3日、小原集出荷所で行います。同組合が所有する選別機を使い、規格毎に選別した後、計量作業を行います。

 その後、1キロネットに詰め出荷用ダンボールに入れた後、市内の市場に出荷します。

 市場の他にも8年前より加工用として県外にも出荷をしています。

 南部営農経済センターの稲村茂係長は「本年産の初出荷は8月28日だった。降雨が少なかったため生育への影響が懸念されたが品質は概ね良好。今後も適切な管理を行い高品質な江南地区の栗を出荷していきたい」と話しました。

 同組合の栗は9月下旬にピークを迎え、出荷量は日量1トンを超える見込み。10月上旬まで市場を中心に出荷される他、当JAふれあいセンター江南店等の農産物直売所でも販売されます。