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栗出荷最盛期

栗出荷最盛期

 熊谷市江南地区の江南栗生産出荷組合で、特産品の栗が出荷のピークを迎えます。

 同地区で栗を1.4ヘクタール栽培する志村武さん(73)は、8月下旬から早生の赤栗「丹沢」の収穫をはじめ、13日からは「利平」の収穫をはじめました。

 「利平」は、栗の王様と言われ、甘みが強く粒が大きいことから市場からの評価も高く、農産物直売所でも入荷するとすぐに完売してしまうほど人気があります。

 志村さんは「『利平』は例年より3~4日収穫が遅れた。夏場の暑さや長引く残暑で、影響が出ないか心配したが、現在は収量、品質ともに例年並みだ」と話しました。

 「利平」の出荷は25日前後に最盛期を迎えます。午前中に奥さんと二人で栗を収穫し、午後から行う調製作業は夜まで続くといい、志村さんの圃場では、最盛期に日量100キロを超える収穫を見込んでいます。

 「利平」の出荷は9月下旬まで続き、その後、晩生の赤栗「石鎚」が10月中旬頃まで出荷されます。市場を中心に出荷される他、JA農産物直売所ふれあいセンター江南店等で販売されます。

 ふれあいセンター江南店の鈴木幸男店長は「遠方からも江南の栗を求め、たくさんのお客様がご来店される。是非、多くの方に江南の栗を味わってもらいたい」と話しました。