栗の剪定講習会
当JA南部営農経済センター管内の江南栗生産出荷組合は18日、栗の剪定講習会を開きました。
同組合員や大里農林振興センター、JA担当者が参加しました。
江南地区は栗の生産が盛んで、江南栗生産出荷組合の生産者42名が約8.4ヘクタールを栽培。丹波、筑波等の品種からなる早出しの赤栗や、皮の剝きやすさが特徴のポロタン。9月中旬から出荷がはじまる利平を生産しています。
23年産の出荷量の合計は、高温の影響を受けたため、例年より少ない6.7トンでした。
講習会では埼玉県農業技術研究センターの担当者が講師となり、同組合員の圃場にて将来の木の形を見越しながら剪定の実演を行いました。
参加した生産者は「実際に講師の作業を見て、切るべき枝と残すべき枝の選別の仕方がよくわかった。今後の選定作業に活かしていきたい」と話しました。
南部営農経済センターの稲村茂係長は「今回学んだ剪定方法を実践し、高品質な江南産の栗を生産してもらいたい」と話しました。