春夏人参現地検討会
JA管内の妻沼地区にて5月17日(火)、大里地域野菜出荷共販協議会人参部会の春夏人参現地検討会が行われました。
大里農林振興センター、全農埼玉県本部、JA担当者等7名が参加しました。
当日は、園芸畜産課会議室にて全農埼玉県本部担当者より令和4年産春夏人参の販売情勢について話があり、その後、生産者の圃場4か所にて掘り取り調査を含めた現地検討会を行いました。
同部会は熊谷市妻沼地区の人参農家で構成されており、現在会員は15名。品種は全て「彩誉」を作付けしています。
県内市場への出荷が中心ですが、3年前より全農さいたま青果ステーションを通じたB品の加工業務向け出荷にも取り組んでいます。
本年産は5月上旬から出荷がはじまり、5月下旬のピークには1日約600㌜(1㌜10㌔)の出荷を見込んでいます。
園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「本年産は冬の寒さと乾燥により若干生育が遅れているが、品質は平年並みで概ね良好。中心規格での出荷ができるように適期収穫について生産者に指導して行きたい」と話しました。
同部会の春夏人参は6月中旬頃まで出荷され、シーズンを通して約160㌧出荷される予定です。