春ブロッコリー目揃会
南部営農経済センター管内の南部露地野菜共販組合は5月15日(月)、江南野菜集出荷所にて春ブロッコリーの目揃会を開きました。
同部会員や市場、大里農林振興センター、JA担当者等約20人が参加しました。
当日は、市場担当者より市場情勢及び販売対策について話があり、その後、大里農林振興センター担当者より今後の栽培管理について病害虫対策を中心に説明がありました。
目揃会では、規格毎に分かれたブロッコリーを参考に意見を出し合いながら、規格や出荷時の注意点等について確認を行いました。
同部会の春ブロッコリーは全て土壌診断と施肥相談会を行い、化学肥料は当地基準比5割削減、窒素施用量は全窒素施用量の2分の1以下、有機2分の1以上で栽培されており、全農埼玉県本部のブランド野菜「菜色美人」として県内市場を中心に4月下旬から6月上旬頃まで出荷されます。
1㌜4㌔と8㌔の荷姿があり、全量鮮度保持のため予冷を行います。
最盛期には日量約200㌜の出荷を見込み昨年産は約12㌧の出荷がありました。
同センターの女ヶ沢孟士係長は「今回の目揃会を通して出荷規格等の確認を行うことで、今後もブロッコリーの産地として市場からの信頼を得ていきたい」と話しました。