早播き水稲種子温湯消毒
当JA南部営農経済センターで3月10日(金)、同管内生産者および農業共済・JAの相互協力により早播き水稲種子の温湯消毒が行われました。
同市の水稲は通常4月下旬頃の播種が一般的ですが、一部の地域では約1カ月早い3月下旬に播種を行います。今回はその早播き水稲種子が対象で品種はコシヒカリ・彩のきずな等になります。
網袋に種子を4㌔入れ、60度の温湯で10分間消毒することにより、いもち病・もみ枯細菌病・イネシンガレセンチュウ・ばか苗病の防除効果が見込まれます。
早播き水稲種子の温湯消毒は毎年この時期に行っており、今回は11名から申し込みがあり合計512㌔の種子が対象となりました。
南部営農経済センター田島和哲係長は「温湯消毒での水稲種子防除は、種子消毒用の農薬を使用しないため、より安全・安心なお米が提供できるメリットがある。適正な温湯消毒を行い高品質な水稲生産をサポートしていきたい」と話しました。