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新採用職員農業体験実習

新採用職員農業体験実習

 当JAは、新採用職員を対象とした農業体験実習に取り組んでいます。

 JA職員として農家の目線に立った業務を行うため、農家と交流を図り農業への理解を深めることが目的です。

 農業体験実習はJA自己改革の取り組みとして18年からはじめました。コロナ過の影響により20年から23年まで中止でしたが、24年に入り再開しました。

 今回は20年から21年度の新採用職員13人が5班にわかれ、JA管内の農家の下で農業を学びます。

 第1班は10月28日から、3人の職員が熊谷市葛和田の農業生産法人、株式会社夢グライダーで実習しました。

 実習内容はツルムラサキ、ブロッコリー、ケールの収穫や、玉ねぎ、にんにくの定植など。夢グライダーの社員から指導を受けながら5日間作業しました。

 指導した夢グライダーの岡田道也さん(49)は「汚れも気にせず不満も言わず一生懸命作業してくれた。実際の生産現場を知ることで、農家と顔を合わせることの多いJAの業務に役立ててもらいたい」と話しました。

 実習に参加した妻沼東支店の森瞭子さんは「実習は大変だったけど夢中になって取り組むことができた。今回の経験を踏まえ、農家の気持ちに寄り添った接客につなげたい」と話しました。

 農業体験実習は、来年2月頃まで、ネギ、ヤマトイモ、米麦農家等の協力を得ながら順次行う予定です。