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学校給食用ブルーベリー

学校給食用ブルーベリー

 熊谷市江南地区の江南ブルーベリー生産出荷組合は4日、当南部営農経済センターの江南野菜集出荷所で学校給食用のブルーベリーを出荷しました。

 江南地区では昭和60年代からブルーベリーの栽培が盛んに行われており、特産品として管内の農産物直売所等で販売しています。

 昭和62年に設立した江南ブルーベリー生産出荷組合が中心となり、平成19年には埼玉県特別栽培作物の認証を取得しました。

 学校給食用ブルーベリーの取り組みは10年以上前から行っており、全農埼玉県本部青果ステーションを通し、埼玉県学校給食会に販売し、県内の学校でデザート等として使われます。

 当日は、同組合の生産者13人が44ケース(1ケース3キロ)を出荷。JAの担当職員が立ち会い数量の確認や梱包作業等を行いました。

 出荷に来た江南ブルーベリー生産出荷組合の会長、馬場仁さん(72)は「学校給食を通じて多くの児童たちに食べてもらうことで、江南地区の特産品である甘みの強いブルーベリーを広く知ってもらいたい」と話していました。

 今回の出荷は7月25日に続いて2回目で、2日間合わせて285キロの出荷がありました。

 南部営農経済センターの栗原遼さんは「この取り組みは地産地消だけでなく食育にも繋がると思う。今後も生産者の協力を得ながら続けていきたい」と話しました。