学校給食用ブルーベリー
熊谷市江南地区の江南ブルーベリー生産出荷組合は8日、当JA南部営農経済センターの江南野菜集出荷所で学校給食用ブルーベリーの出荷作業を行いました。
江南地区では昭和60年代からブルーベリーの栽培が盛んに行われており、特産品として管内の農産物直売所等で販売しています。
昭和62年に設立した江南ブルーベリー生産出荷組合が中心となって生産を行い、平成19年には埼玉県特別栽培作物の認証を取得しました。
学校給食用ブルーベリーの取り組みは10年以上前から行っており、全農埼玉県本部青果ステーションを通し、埼玉県学校給食会に販売。県内の学校でデザート等として使用される予定です。
当日は、同組合の生産者10人が45ケース(1ケース3キロ)を出荷。JAの担当職員が立ち会い数量の確認や梱包作業等を行いました。
出荷に来た生産者の福田登茂子さん(74)は「江南地区の農家が生産したブルーベリーを、学校給食を通じて児童たちに食べてもらい、地域農業に興味を持ってもらいたい」と話していました。
今回の出荷は1日に続いて2回目。2日間合わせて276キロの出荷がありました。
南部営農経済センターの栗原遼さんは「地産地消のこの取り組みは、食育にも繋がり良いことだと思う。生産者の協力を得ながら今後も続けていきたい」と話しました。