妻沼地区ネギ栽培講習会
当JAは17日、妻沼西支店会議室で令和7年度ネギ栽培講習会を開きました。
妻沼地区のネギは「めぬまねぎ」としてブランド化が進んでおり、市場からも高い評価を得ています。利根川沿いの肥沃な堆積土壌で育ち白身の長さと濃厚な甘さが特徴で、直売所でも人気の商品です。
この講習会は同地区のネギの品質向上や品種選定を兼ねて毎年開いており、今回は生産者40人をはじめ、大里農林振興センター、全農埼玉県本部、メーカー、JA担当者が参加しました。
当日は、5社のメーカー担当者から、ネギの品種特性について説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、同地区では夏の猛暑による秋冬ネギの出荷遅れを解消するため品種の比較試験栽培を行ってきました。今回の講習会では、大里農林振興センター担当者から試験結果について説明があり、上位規格の割合や収量性が高かった品種を確認しました。
講習会に参加した生産者は「販売単価の高い年内11月からの安定出荷に向けて、今回の講習会で学んだことを参考にしていきたい」と話していました。
営農部の髙橋則行部長は「JAとしても講習会等を通じて安定出荷の支援を行うとともに、ネギ生産者の経営安定のため最大限の営農指導と販売努力を行っていく」と話しました。
