契約栽培カボチャ圃場巡回
当JAは5月15日(月)、JA北部営農経済センター管内にて契約栽培カボチャの圃場巡回を行いました。
生産者や種苗メーカー、全農埼玉県本部、JA担当者が参加しました。
契約栽培カボチャは全農と青果卸が連携し、全国の産地で産地リレーを行います。
6月上旬の九州からはじまり7月下旬の東北地区へとリレーが行われ、埼玉県は7月上旬頃の出荷を予定しています。
当JA管内での取り組みは2年目で作付面積は昨年の30㌃から50㌃に拡大しました。
果実が大きく食味の良い「くり大将」という品種を栽培しています。
通常の市場出荷と違い、風乾や磨き等の作業は必要なく、鉄コンテナ(1コンテナ400~500㌔(1玉1.2㌔以上))で出荷します。
昨年は約6㌧の出荷がありました。
出荷後は青果卸にて糖度検査が行われ、糖度12㌫以上、水分含有率75㌫以下、比重1以上で販売先指定のブランドに認定されます。
圃場巡回は4月上旬に1回目を行っており、今回は2回目。当日はカボチャの生育具合を確認し、今後の病害虫防除をはじめとした栽培管理について参加者で意見交換を行いました。
JA園芸畜産課の小林宗人課長待遇は「生育は概ね順調。販売先指定のブランド認定率70㌫以上を目標として、今後の栽培指導に引き続き力を入れていきたい」と話しました。
今後は収量予測と出荷スケジュールの調整のため、収穫前の6月中旬ごろに3回目の圃場巡回を行う予定です。