契約栽培カボチャ出荷はじまる
熊谷市妻沼地区で9日より、契約栽培カボチャの出荷がはじまりました。7月下旬まで出荷が続き、合計40トンの出荷を見込んでいます。
契約栽培カボチャは全農と契約先が連携し、全国の産地で産地リレーを行います。6月上旬の九州からはじまり7月下旬の東北地区へとリレーが行われ、埼玉県は7月上旬から出荷がはじまります。
当JA管内での取り組みは今年で4年目。本年産は2人の生産者が合計2.6ヘクタール作付けしました。
品種は、果実が大きく食味の良い「くり大将」。通常の市場出荷と違い、磨きや選別等の作業は必要なく、鉄コンテナ(1コンテナ400~500キロ)で出荷します。
出荷後は契約先にて糖度検査が行われ、糖度12度以上、水分含有率75パーセント以下、比重1以上で販売先指定のブランドに認定されます。
JA園芸畜産課の太田京介係長は「本年産の生育は概ね順調。販売先指定のブランド認定率70パーセント以上を目標として、今後も栽培指導に引き続き力を入れていきたい」と話しました。
