大和芋収穫最盛期
熊谷市妻沼小島地区で、特産品である大和芋の収穫作業が最盛期を迎えています。
同地区の大和芋は、利根川により形成された肥沃な土壌が栽培に適していることから特産品として生産されるようになりました。
長芋に比べ粘りが強く、コクと濃い味が特徴で、当JA農産物直売所の看板商品として人気です。
大和芋を1.5ヘクタール作付けする小林久次さん(65)は、5月中旬に種芋を定植し、11月上旬から収穫作業をはじめました。
大型トラクターに芋掘り専用の鋤を付けて、芋の肌を傷つけぬよう丁寧に掘り起こした後、手作業でコンテナに詰めます。その後、自宅の作業場で規格毎に選別作業を行います。
小林さんは「24年産の大和芋は収量、品質ともに例年並み。10アール当たり2トンの収穫量を見込んでいる」と話しました。
久次さんと一緒に作業する妻の久美子さん(63)は「おすすめの食べ方は、めんつゆで簡単に作れるとろろ汁。他にも色々な食べ方ができるので是非試してもらいたい」と話しました。
収穫した大和芋は自宅にある冷蔵庫に保管し、年間を通して計画的に直売所で販売します。
収穫作業は来年3月ごろまで行われる予定です。