大和芋収穫最盛期
当JA管内の妻沼地区にて、同地区の特産品である大和芋の収穫作業が最盛期を迎えています。
同地区の大和芋は、利根川により形成された肥沃な土壌が栽培に適していることから特産品として生産されるようになりました。
長芋に比べ粘りが強く、コクと濃い味が特徴で、JA農産物直売所の看板商品として人気があります。
大和芋を約2ヘクタール作付けする、野村孝光さん(62)は10月下旬より収穫作業をはじめました。
大型トラクターに芋掘り専用の鋤を付けて、芋の肌を傷つけぬよう丁寧に掘り起こした後、手作業でコンテナに詰めます。その後、自宅の作業場で規格毎に選別作業を行います。
野村さんは「夏場の高温と少雨の影響により圃場ごとの収量にバラツキはあるが、全体的に昨年に比べ約1.5倍収穫量は上がっている。品質についてもきめが細かく肉厚で概ね良好だ」と話しました。
野村さんのもとで研修生として収穫作業を行う、髙階千晴さん(28)と中村友香さん(27)は「おすすめの食べ方は、小麦を使わない大和芋だけのお好み焼き。唐揚げにしてもさっぱりとして美味しい」と教えてくれました。
収穫した大和芋は自宅にある冷蔵庫に保管し、年間を通して計画的に直売所で販売します。
収穫作業は来年3月中旬ごろまで行われる予定です。