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加工用大和芋の出荷はじまる

加工用大和芋の出荷はじまる

 熊谷市妻沼地区で22日から加工用大和芋の出荷がはじまりました。25年度は12件の農家が参加し4月中旬まで出荷を行う予定。24年度は9.8トンの出荷がありました。本年度は前年実績を超える出荷量を見込んでいます。

 同地区の大和芋は、利根川沿線の肥沃な土壌が栽培に適していることから特産品として生産されるようになりました。長芋に比べ粘りが強く、コクと味の濃さが特徴で、当JA農産物直売所の看板商品としても人気があります。

 加工用大和芋の取り組みは、販売が困難なB品とC品を契約出荷し、安定的な収入を確保することを目的としてはじまりました。

 2023年から当JA園芸畜産課が中心となり、妻沼地区の大和芋生産者に声を掛け、取り組みをはじめました。

 熊谷市妻沼小島で大和芋を70アール生産する赤石正明さん(74)は初回の出荷で1296キロの加工用大和芋を納品しました。

 通常はダンボールで出荷しますが、加工用は専用のコンテナを使います。内容量18キロ以上(皆掛け22.5キロ)で県外の加工業者に出荷します。

 赤石さんは「販売が難しい下位等級の大和芋を加工用として出荷できるので大変助かっている。今後も継続的にこの取り組みを行っていきたい」と話していました。

 園芸畜産課の太田京介係長は「25年産の大和芋は夏場の高温と少雨により全体的に形状が優れなかったため、B品やC品を対象とするこの取り組みの需要が高かった。今後も生産者の収入安定のため加工用の契約出荷を提案していきたい」と話しました。