佐谷田小学校稲刈り体験
熊谷市立佐谷田小学校は18日、5年生2クラスの児童53人を対象とした稲刈り体験を行いました。
児童たちの他に、地元農家や同校の先生、PTA関係者が参加。当JA佐久良支店と東部営農経済センターの職員も地域連携活動として参加しました。
この取り組みは40年程前から行われており、小学校の伝統的な行事となっています。
当日は、稲刈りの仕方や注意事項等について地元農家から説明があり、その後、6月に水稲もち玄米「峰の雪もち」の田植えを行った圃場約0.5アールで手鎌にて稲刈りを行いました。
地元農家をはじめとする関係者が、怪我が無いように児童の稲刈りをサポート。児童たちは手際よく稲刈りを行い約30分で刈り終わりました。
参加した児童は「鎌での稲刈りは少し難しかったけど、慣れてきたら楽しかった。お米の収穫の大変さが分かった」と話しました。
刈り取った稲はひもで縛り同小学校にて天日干しをし、11月に同圃場にて脱穀作業を行う予定です。
稲刈り体験に参加した佐久良支店の関口祐哉支店長は「自分で手植えした苗が成長した稲を地域の農家と一緒に収穫する体験を通して、地域との繋がりや自然への興味、関心を深めるとともに、「食」への感謝の気持ちを育んでいって欲しい」と話しました。
もち米は精米した後、参加した児童を中心に配付される他、地元の福祉施設等に提供される予定です。