低温農業倉庫での主食用米集荷最盛期
当JA東部営農経済センターの低温農業倉庫で主食用米の集荷作業が最盛期を迎えています。
昨年の低温農業倉庫の集荷実績はうるち米で合計約690トン。本年度は昨年の集荷量を超える見込みです。
熊谷市は麦の刈取後に田植えを行う二毛作地帯。一般的には9月下旬頃から稲刈りを行います。
25年産米の集荷は9月12日から始まり、生産者が乾燥・調製した米をフレコンや紙袋で搬入し、JA職員が水分等を確認。品種等の記載間違いがないか細心の注意を払いながら集荷を行います。
集荷した米は農産物検査員による検査を行い、その後、低温農業倉庫にて保管。倉庫内を貯蔵に適した温度に保ちながら出荷までの間管理します。
25年産米は、2回にわたる広域防除の結果、懸念されたカメムシの被害もほとんど見られず、虫害による等級落ちもありませんでした。
東部営農経済センターの志村洋平所長補佐は「本年産米は高温の影響で生育が早い地域もあり、例年に比べ集荷も若干前倒しになった。今後、集荷した米は低温貯蔵でしっかりと管理し、高品質な状態のまま出荷していきたい」と話しました。
