一般社団法人「アツいまち」にんにく植え付け
一般社団法人「アツいまち」は23日、熊谷市の星川でにんにくの植え付け作業を行いました。
暑さ対策の一つとして、夏バテや疲労回復に効果があるスタミナ食材のにんにくを栽培することで、暑い町として有名な熊谷市のPRを行うことが目的です。
一般社団法人「アツいまち」は、過去に最高気温を記録したことがある埼玉県熊谷市、静岡県浜松市、高知県四万十市、岐阜県多治見市、山形県山形市の5つの市の民間団体が結成した組織で、暑さを活かしたまちづくりを行っています。
地域資源を活用した取り組みが特徴で、熊谷市では中心市街地を流れる星川を地域資源と捉え、植栽で暑さを和らげるグリーンカーテン作りなどの活動を行ってきました。
今回は、そのグリーンカーテン事業の一環として、冬季の間空いているスペースを有効活用するためにんにくの栽培を企画。熊谷市のにんにく生産者や当JA園芸畜産課、地域住民も参加し、星川の川床に設置した廃棄する予定だったりんご箱80箱に、JAが用意したにんにく3キロを植えました。
植え付けを指導したhachi.farm代表の松原大己さん(32)は「普段は市場や市内の量販店を中心に、収穫したての生にんにくを出荷している。今回の取り組みを通して、暑い町熊谷のPRはもちろんのこと熊谷産のにんにくを知ってもらうきっかけになってほしい」と話しました。
今回植えたにんにくは来年5月に収穫体験を行い、星川商店街の飲食店に生の状態で配付してPRを行う予定でした。